<TOKYO2020→21>千葉県出身選手の健闘に称賛、快挙に祝福の声

2021年7月28日 07時32分

◆サーフィン・大原選手は準々決勝敗退 「一宮の高いレベル、世界に」

準々決勝で敗れ、引き揚げる大原洋人選手(手前)=一宮町の釣ケ崎海岸サーフィンビーチで

 東京五輪のサーフィン競技は台風8号の影響で日程が一部前倒しされ、二十七日、一宮町の釣ケ崎海岸で準々決勝から決勝まで開催された。同町出身の大原洋人選手(24)は準々決勝で敗退。サーフショップや車内でインターネット中継を見守った地元関係者らは、大舞台での健闘をたたえた。
 大原選手は準々決勝で、ブラジル代表のイタロ・フェヘイラ選手と対戦。試合開始直後にフェヘイラ選手が高度な空中技で高得点を出し、大原選手も徐々にスコアを重ねたが追いつけなかった。
 試合時は激しい風と雨が吹き荒れ、会場近くの海岸の駐車場では、車内でインターネット中継を見て観戦する人たちの姿も。船橋市の男性会社員(45)は「地元の選手なので勝ち上がってほしかったが、残念」と肩を落とした。

インターネット中継で試合を観戦する地元サーフショップの関係者ら=一宮町東浪見の「CHP」で

 大原選手を子ども時代から知る町サーフィン業組合長の鵜沢清永さん(45)は、「あきらめない姿勢、堂々としたライディングを見せてくれ、子どもたちに夢を与えてくれた。よく頑張った」とねぎらった。馬淵昌也町長は「町のサーフィン文化のレベルの高さを世界に示してくれたことがうれしい」とのコメントを発表した。(太田理英子)

◆体操男子団体「銀」獲得の3人 「魂のこもった演技」

体操男子団体で銀メダルを獲得した(左から)谷川航、北園丈琉、萱和磨、橋本大輝の4選手=東京都江東区の有明体操競技場で

 26日夜行われた東京五輪の体操男子団体決勝で、メンバー4人のうち、成田市出身の橋本大輝(19)=順大、萱(かや)和磨(24)、谷川航(わたる)(25)=ともに船橋市出身、セントラルスポーツ=の県勢3選手が占めた日本が銀メダルを獲得した。一夜明けた27日、県内から祝福が相次いだ。
 競技は、金メダルのロシア・オリンピック委員会(ROC)、銅の中国と三つどもえの戦いとなった。市立船橋高校体操部の大竹秀一監督(43)は「体操史上に残る団体戦で、若い日本も4人とも魂がこもった演技を見せてくれた」と振り返った。
 高校時代に指導した橋本選手について「ダイナミックで質が高い演技で、多少のミスがあっても審判員が高得点をつけたくなる」と評価。団体主将の萱選手は習志野高校時代の教え子で「持ち味の安定感と気迫でトップバッターで演技し、後の選手に良い流れをつくってくれた」。谷川選手も「(得意の)跳馬などで爆発力ある演技を見せ、弾みをつけてくれた」と称賛した。
 熊谷俊人知事はツイッターで「3チームによる熱戦、最後の追い上げは素晴らしかったですね」と祝福した。習志野市の宮本泰介市長も「チームの支柱となり快挙へと導いた萱選手に、心から敬意を表します」とコメントを発表した。(中谷秀樹、保母哲)

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