全日本学童東京都予選 レッドサンズ 11年ぶり全国大会出場へ あと1勝

2021年7月28日 08時17分

激戦を制して準決勝進出を決め、笑顔で駆け寄るレッドサンズナイン(いずれも鈴木秀樹撮影)

 3つの代表枠を懸けて競う都予選(都軟式野球連盟、東京中日スポーツ・東京新聞主催)は準々決勝のうち3試合が25日、大田区の多摩川緑地少年野球場で行われ、レッドサンズA(文京)と青梅スピリッツ(青梅)、国立シャークスA(国立)が勝利し、全国大会出場に大手をかけた。残る1試合、旗の台クラブ(品川)×不動パイレーツ(目黒)戦を31日に行い、8月1日には準決勝と決勝、代表決定戦が八王子市の滝ガ原運動場で行われる。 (鈴木秀樹)
 レッドサンズは2010年大会以来11年ぶり、深川ジャイアンツA(江東)は14年以来7年ぶり、いずれも2度目となる全国大会出場を目指す強豪同士の一戦は、互いに譲らぬ大接戦となった。
 3回戦まで、ともに打線好調で大差勝ちを収めてきた両チーム。しかし、この日は初回、1点ずつを奪ったが、その後は5回まで、スコアボードにゼロが並んだ。

6回裏、中堅に決勝の適時打を放つ松本主将

 どちらもミスなく守り続ける、緊迫の展開。1−1のまま進みながら、どこかで守りにほころびが出れば、一気に大差の決着にもなりそうな空気の中、6回裏、四球と石田祐暉の安打で無死一、三塁の好機を得たレッドサンズが、松本響主将の一打で試合を決めた。
 強い当たりは相手中堅手の横を抜け、走者ふたりが生還。返球にもたつく間に、松本本人もダイヤモンドを一周した。4−1。最終7回表には深川の5番・菅原秀伸に特大の本塁打を浴びたものの、最後はバウンドの難しい遊ゴロをさばいた兵藤蒼介から二塁の青嶋陵駕、一塁の松本へと転送し、この試合を象徴するかのような、見事な併殺で締めくくった。

安定した守備でピンチを救った與田

 「ずっとハラハラだったけど、みんな調子が良くて、最高の試合ができました!」と松本主将。再三の好守備を見せた三塁手・與田颯亮は「攻める気持ちで守ることができた。みんなで勝ててうれしい」。松本とのリレーで好投、最終打席には安打も放った石田は「つなぐ気持ちで打てたのが良かった。次もみんなで勝って、全国に行きます」と声を弾ませた。

◆青梅スピリッツ 打ち勝ち準決勝へ

最終7回表、ホームランを打ち、先にホームインした仲間の出迎えを受ける青梅スピリッツ・榎本(中)

 青梅スピリッツはこの日も打線が絶好調。駒込ベアーズ(豊島)との準々決勝は点の取り合いとなり、3−1の5回裏にはいったん、駒込に逆転されたが、6回に再び追いつくと、最終7回には榎本尚惺と丸山大希が本塁打を放つなど、打者一巡の猛攻で駒込を振り切った。本塁打を含む3安打の榎本は「次も打ち勝って、全国に行きます」と力を込めた。

◆国立シャークスA 接戦制し4強!!

接戦をものにし、勝利を喜び合う国立シャークスナイン

 国立シャークスAが東王ジュニアA(江東)との激戦を制した。
 初回に先制、3回に5番・杉本琉來が3ランを放つなど優位に進めるも、東王の猛追を受け、制限時間となった6回を終え7−7。タイブレーク7回、四死球押し出しなどに続き、再び杉本が適時二塁打を放つなど4得点し、東王を振り切った。マウンドで最後を締めくくった松崎斗吾は「力を合わせ、全員で戦えています」。投打で奮闘の杉本は「次も全力で勝ちに行きます!」と元気いっぱいだ。

◆東王ジュニア 胸張る8強

準々決勝敗退も、チーム初の都大会8強入りを果たした東王ジュニアナイン

 東王ジュニアAはタイブレークで国立に敗れ、準決勝進出ならず。「ミスが出れば、やはり負けます」と振り返る空英範監督だったが、「子供たちがここまで、よく戦い抜いてくれました」と、チーム初となる、都大会ベスト8を評価した。大学生の石川颯人コーチとともに、「平日も練習を重ね、力をつけてくれた」。努力家ぞろいのナインは、チーム史に新たな記録を刻み、真夏の熱い戦いを終えた。
 ▽3回戦
深川ジャイアンツA(江東)10−0淀四ライオンズ(新宿)
駒込ベアーズ(豊島)14−6立川メッツ(立川)
東王ジュニアA(江東)6−5野塩ファイターズ(清瀬)
 ▽準々決勝
レッドサンズA(文京)4−2深川ジャイアンツA
青梅スピリッツ(青梅)11−8駒込ベアーズ
国立シャークスA(国立)11−10東王ジュニアA
 ※タイブレーク7回
(東京中日スポーツ)

関連キーワード

PR情報

学童野球の新着

記事一覧