大橋悠依が日本競泳女子初の2冠 「自己ベスト狙って」成し遂げた偉業<200メートル個人メドレー>

2021年7月28日 12時34分

女子200メートル個人メドレーで優勝し、喜びを爆発させる大橋悠依=いずれも28日、東京アクアティクスセンターで

 競泳女子200メートル個人メドレーで大橋悠依ゆい(25)=イトマン東進=が金メダルを獲得。日本競泳女子で初の2冠を達成した。

◆「何とか踏ん張ることができた」

 400メートル個人メドレーの女王が、200メートルでも金メダル獲得の偉業を成し遂げた。「女子で2冠は初めてなのでうれしいです」。東京の大舞台でニューヒロインとなった大橋が、とびきりの笑顔をはじけさせた。

女子200メートル個人メドレーで金メダルを獲得し、喜ぶ大橋悠依

 「自己ベストを狙ってレースができたらいい」と前日の準決勝後、前向きに話していた。得意の背泳ぎと平泳ぎでトップとの差を縮めると、勝負どころとにらんでいた最後の自由形でもう一段階ギアを上げた。「最後は体が止まったけど、何とか踏ん張ることができた」。米国勢との競り合いを僅差で制した。

◆「余裕があります」見せた冷静さ

女子200メートル個人メドレーで金メダルを獲得した大橋悠依の背泳ぎ

 「400メートルの時と全然顔が違うな」。前日の準決勝時に平井伯昌コーチに話し掛けられると、「余裕があります」と返答した。繊細な性格で直前でも神経質になりがちだった25歳の心身が、明らかに充実していた。
 持久力がメインになる400メートルに対し、200メートルはスプリントでも押し切れる種目。「どちらにも共通するのは、切り替えが素早くできるか。そこが一番重要になってくる」。持ち味の伸びやかな泳ぎに加え、泳法ごとのスムーズな移行を意識。距離が異なる個人メドレーの両立を冷静に成し遂げた。(磯部旭弘)

女子200メートル個人メドレーで金メダルを獲得した大橋悠依の平泳ぎ

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