需要の見通し甘く…東京五輪開会式で弁当4000食分を廃棄 組織委が公表

2021年7月28日 13時27分
無観客で行われた東京五輪の開会式=23日、国立競技場で

無観客で行われた東京五輪の開会式=23日、国立競技場で

 東京五輪・パラリンピック組織委員会は28日、五輪開会式が23日に行われたオリンピックスタジアムで、スタッフやボランティアに用意した弁当など1万食分のうち、約4000食分が消費されず、余剰になったと発表した。他の競技会場など、全体で約2~3割の食品が余る状態だったことを確認したと言う。
 組織委はこうしたデータを元に、今週以降、適正な発注量になるよう是正しているとしている。「多くの食品ロスが生じていたことについてはおわび申し上げたい」とコメントした。
 高谷正哲スポークスパーソンは、余剰分は「基本的には飼料化、バイオガス化している」と説明。要因については、需要の見積もりが甘かったことを認め、特に23日のオリンピックスタジアムでは「スタッフが多かったので発注量も多かった。実際には食べなかった人がたくさんいたというに尽きる。時間に追われながら勤務したり、早めに済ませて業務に臨んだ人もいたのではないか」と述べた。(小嶋麻友美)

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