<コロナ緊急事態>「ボートピア習志野」廃止へ 競艇の場外舟券売り場 コロナ影響で収益悪化か

2020年5月23日 02時00分

近く閉鎖されることになった「ボートピア習志野」。新型コロナウイルスの影響で休業が続いている。右側は立体駐車場=習志野市で

 習志野市茜浜にある競艇の場外舟券売り場「ボートピア習志野」が、近く廃止されることが分かった。JR京葉線新習志野駅近くにある大型施設で、施設会社から同市へ連絡があった。施設は現在、新型コロナウイルスの影響で臨時休館が続いており、再開することなく、閉鎖となる見通しという。
 ボートピア習志野が開業したのは二〇〇六年九月。独創的な曲線を生かした外観が特徴で、一部鉄骨の鉄筋コンクリート造り三階建て。一七年十二月、立体駐車場(四階建て)を新設した。現在の敷地面積は約一万八千平方メートルで、延べ床面積は約二万二千平方メートル。入場者用の座席数は六百八十四。
 施設会社は、一部事務組合である東京都六市競艇事業組合、東京都三市収益事業組合との間で舟券販売の委託契約を結んでいる。六市は八王子市、武蔵野市、昭島市、調布市、町田市、小金井市で、三市は多摩市、稲城市、あきる野市。一九年度の売り上げは約六十億円。
 廃止の理由は、インターネットを通じて舟券を購入する人が増えたことや、新型コロナによる休館が二月下旬から続き、収益が悪化したためとみられる。施設会社の社長から二十日、習志野市の宮本泰介市長に「廃止します」との連絡があったという。
 地域貢献施設である隣接の多目的ホール「茜浜ホール」も同時に廃止される見通し。諏訪晴信副市長は、本紙の取材に「(施設会社から)突然、廃止の連絡があり驚いた。今度、施設跡地がどうなるかは不明だが、経緯などを市民にしっかりと説明したい」と話した。(保母哲)

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