<新型コロナ>茨城県で過去最多の194人感染 都心部と行き来の多い県南、県西地域で急拡大

2021年7月28日 20時51分
茨城県庁

茨城県庁

 茨城県と水戸市は28日、新たに194人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの新規感染者としては、1月15日の159人を超え過去最多に。この日は東京都でも過去最多となる3000人超の新規感染者を記録。都心部との行き来の多い県南、県西地域を中心に感染が急拡大している。ワクチン接種が遅れている若い世代の感染が目立つ。(保坂千裕)
 新規感染者の居住地は、県南地域が83人で全体の4割、県西地域が51人で4分の1を占める。県庁で記者会見した県保健福祉部の吉添裕明次長は「(首都圏の)1都3県の感染状況がかなり悪化している。その影響を県南地域は大きく受けている」と指摘した。
 1月15日の発表では、美浦村の特別養護老人ホームだけで80人の新規感染者がいたが、今回はクラスター(感染者集団)関連の新規感染者は5人で、半数は家庭や職場内、知人間の感染だった。
 都心部に仕事などで出掛けた人が感染し、家庭内に持ち込んで感染を広げるケースもある一方、経路不明の感染者も増えている。
 県は感染の急拡大について、最大の原因は首都圏との行き来にあるとしながらも、4連休(22~25日)中の検査結果判明がこの日に集中したことや、感染力が強いとされる変異株「L452R」の感染拡大も理由に挙げる。
 新規感染者は、年代別では20~30代が最多の85人、次いで40~50代が54人。一方、60代は9人、70歳以上は4人にとどまり、「働いている世代で感染の機会が増えている」(吉添次長)傾向が顕著に出ている。
 感染が抑えられている高齢者については、大井川和彦知事は27日の記者会見で「ワクチンの効果が表れている」と話した。

関連キーワード

PR情報

茨城の新着

記事一覧