<新型コロナ>緊急事態宣言「解除の目安に接種率を」 知事、菅首相に出口戦略提言

2021年7月30日 07時26分
 熊谷俊人知事は二十九日の定例会見で、近く発令される見込みの千葉、神奈川、埼玉の新型コロナウイルス緊急事態宣言について、菅義偉首相とオンラインで意見交換し、解除の目安にワクチン接種率を明示することなどを提言したと明らかにした。
 熊谷知事によると、菅首相に「(六十五歳未満の)基礎疾患保有者に一定程度ワクチン接種が進んでくれば、感染者数にかかわらず解除するんだという、強い政府としてのメッセージ。そこに向かって最後の国民の協力を求める共通目標と出口の共有が重要ではないか」と提言。首相の反応について「ある程度耳を傾けていただいた」とした。
 熊谷知事は「感染状況はコントロールできないが、ワクチン接種は人間の努力によって着実に積み上げられる」と強調。宣言中の東京都で爆発的感染が進む状況について「都の効果が限定的なのは要請に応える飲食店の割合が非常に低い点と、一体何を目指しているのか共通認識を持てる出口の部分の発信がなされていなかった」と指摘した。(中谷秀樹)

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