全日本少年軟式野球東京都大会 クロウズ、大金星あと一歩

2021年7月30日 08時10分
◆リポビタントーナメント2021 第38回全日本少年東京都予選 都軟式野球連盟主催、東京中日スポーツ・東京新聞後援
 3回戦が22日、準々決勝が25日、品川区の天王洲公園野球場などで行われた。準々決勝では、優勝候補の駿台学園中(中体連・北)がクロウズA(武蔵村山)をタイブレークの末に下した。スタメンに3年生が2人というクロウズの健闘も光った。 (竹下陽二)

◆タイブレーク 2イニング

強豪相手に快投を見せたクロウズAの高橋(竹下陽二撮影)

 あと一歩でジャイアントキリングを逃したクロウズAだが、大型左腕の高橋柾匡の快投は色あせなかった。
 1回裏にいきなりのピンチも慌てることはなかった。死球とエラーで無死一、二塁。このまま、駿台打線のエジキになるかと思いきや、3、4番を連続三振に切り捨て、後続ピシャリ。まっすぐにカットボール、チェンジアップを駆使して4回1死までノーヒットピッチング。
 4回裏1死、中越え三塁打を浴び、犠飛で1点を失ったが、直後の5回表には自ら左中間に、特大の2点三塁打と投打のフル回転。時間制限も迫った6回裏1死、四球を出したところで、投球数制限を超え、104球で強制降板。この後、経験不足の2、3番手が駿台のプレッシャーにのみ込まれてしまった。
 「駿台相手に自分のピッチングがどれくらい通用するか、試してみたかった。悔しいけど、課題も見つかりました」と前を向いた高橋。登録メンバー20人中、3年生は4人で、この日のスタメンには、高橋を含め2人。下級生をグイグイ引っ張った未完のサウスポー。これからも楽しみだ。

◆駿台学園中 炎天下のヒヤヒヤ劇

 タイブレーク2イニング目の8回裏1死満塁、駿台学園中の霞央佑が右前にサヨナラ打を放ち、炎天下の2時間20分の死闘に終止符を打った。「みんなの力をためて、死ぬ気で打ちました」とヒーローはそう言った。
 昨秋の新人戦の覇者で優勝候補の最右翼が追い詰められていた。3点を追う6回裏、2点を入れて、西本貴一の打席で制限時間が過ぎたが、執念の内野安打で同点。タイブレークに持ち込んだ。
 1点を勝ち越された7回裏、スクイズ失敗、挟殺死で2死三塁。相手バッテリーがホームに背を向けた刹那に三走・湯浅桜翼が、スルスルと忍者のように本塁をおとしいれ同点。これが、サヨナラ劇の呼び水となった。
 ▽3回戦
駿台学園中(中体連)5−2葛飾区立水元中(中体連)
クロウズA(武蔵村山)6−5小岩ジュニアナインズA(江戸川)
ブラックキラーズB(足立)6−1シャークス(町田)
大塚オールスターズ(文京)6−2杉並ホワイトシャークス(杉並)
リトルジャイアンツ(葛飾)10−4グランフレール(大田)
ケープシニア(東久留米)8−1清瀬球友会A(清瀬)
江戸川区立上一色中A(中体連)6−1ブラックキラーズA(足立)
鐘ケ淵イーグルスA(墨田)6−4藤の台(町田)
 ▽準決勝
駿台学園中6−5クロウズA
鐘ケ淵イーグルスA7−0江戸川区立上一色中A
 (不戦勝) 
大塚オールスターズ3−2ブラックキラーズB
リトルジャイアンツ6−5ケープシニア
(東京中日スポーツ)

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