<新型コロナ>千葉県内全域 酒類の終日停止求める 2日から緊急宣言 提供なら休業要請も

2021年7月31日 07時02分
 新型コロナウイルスの感染急拡大に伴い、千葉を含む首都圏三県などへの緊急事態宣言の再発令が決定し、県は三十日、対策本部会議を開き、緊急事態措置内容を決めた。宣言が発令される八月二〜三十一日、県内全域で酒類提供の終日停止などを求める。(太田理英子)
 政府の県への緊急事態宣言発令は、昨年四月と今年一月に続き三回目となる。
 現在は、千葉市など十一市を対象にまん延防止等重点措置を適用中。県は適用区域の飲食店に午後八時までの時短営業、酒類提供を午後七時までとするよう求めているが、緊急事態宣言下では県内全域で酒類提供の終日停止を求める。酒類やカラオケ設備を提供する飲食店、カラオケ店、結婚式場には休業を要請。ただし、酒類などを提供しなければ午後八時までの時短営業を可能とする。
 宣言発令に先立つ二十九日、熊谷俊人知事は「飲食店には大変心苦しいが、ある程度重症化リスクの高い方々にワクチン接種が広がるまでのわずかな間、要請にお応え頂きたい」と話していた。
 県内では確保病床使用率は50%に迫り、酸素投与が必要な中等症患者は二十八日時点で二百二十三人と、一週間前から約一・四倍に増えている。
 県は二十九日、病床確保計画を県内全域で四段階で二番目に高い「フェーズ3」体制に拡大。症状の重さなどに応じて入院の優先度を判断する。これまで千葉など六地域が対象だったが、都市部で病床が埋まって広域調整が必要となるケースも出てきているとして、新たに山武長生夷隅、安房、君津の三地域も加えた。
 宣言下で感染急拡大が続けば、「フェーズ4」への移行も検討する。フェーズ4では、確保病床数が拡大される一方で、一般医療が大幅に抑制される。

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