日本勢89年ぶり「五輪ファイナリスト」へ 山県亮太、多田修平、小池祐貴が挑む<陸上男子100m>

2021年7月31日 10時28分
男子短距離日本代表公開練習集合写真でガッツポーズする、左から山下潤、デーデー・ブルーノ、小池祐貴、多田修平、山県亮太、桐生祥秀、飯塚翔太、柳田大輝

男子短距離日本代表公開練習集合写真でガッツポーズする、左から山下潤、デーデー・ブルーノ、小池祐貴、多田修平、山県亮太、桐生祥秀、飯塚翔太、柳田大輝

 陸上が30日に始まり、花形種目の男子100メートルは31日夜に予選、8月1日に準決勝、決勝が行われる。
 日本勢は山県亮太(セイコー)、多田修平、小池祐貴(ともに住友電工)の充実した布陣。1932年ロサンゼルス五輪の吉岡隆徳さん以来、89年ぶりの決勝進出を狙う。
 リオデジャネイロ五輪からの5年で日本短距離界は大きく進化を遂げた。国内でもハイレベルな争いを繰り広げ、9秒台時代に突入。次に目指すのは「五輪ファイナリスト」の称号だ。
 なかでも6月に9秒95の日本記録を樹立した山県には期待が集まる。過去2度の五輪では自己記録を塗り替え、勝負強さも魅力。2大会連続で準決勝にとどまり、「今度こそ」の思いは強い。29歳のスプリンターは「しっかり準決勝で9秒台を出して、決勝につなげたい」と意気込む。
 日本選手権を制した25歳の多田には勢いがある。今季は好調で自己ベストを10秒01まで伸ばした。持ち前のスタートダッシュでレースを引っ張る。「ずっと東京を目標にしてきた。結果を残せればかっこいいし、熱い気持ちがある」。初の五輪に闘志をみせる。
 同じく初代表の小池は平常心で挑む。9秒98の自己記録を持つ26歳。「思い切り楽しんで、力を出し切るのが大事。自分の心の思うままに走りたい」と強調した。
 リオ五輪の決勝進出ラインは10秒01。タイムだけをみれば決して夢物語ではない。大一番でどれだけ力を発揮できるか。勝負の準決勝になるだろう。 (森合正範) 

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