テレワークで地域活性化 矢板駅近くに多機能施設 地元住民ら利用も視野

2021年8月1日 07時21分

新施設の完成イメージ図=矢板市提供

 新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、企業の地方移転やテレワークといった新たな働き方を通じた移住などに対応するため、サテライトオフィス機能やコワーキングスペースを備えた施設が矢板市の矢板駅近くに整備されることになった。旅館だった建物で、九月に改修工事を始め、来年二月にオープンの予定。高校生や住民らの利用も視野に入れ、地域活性化を目指す。(小川直人)
 市の地域おこし協力隊OBの高橋潔さん(42)が社長を務め、オンラインセミナーなどの動画配信事業を手掛ける「HUBSUN」(東京)が整備する。
 建物の一部は既に、市民の地域活動を支援する市の「矢板ふるさと支援センターTAKIBI」として活用されており、支援センター部分を除く床面積は約三百二十平方メートル。
 打ち合わせや会議などに使用できる一階のコワーキングスペースは、高校生や住民らも活用できる。二階はサテライトオフィスなどとしての利用を想定し、会議室や個室、レンタルスタジオが設置される。
 市が実施した公募型プロポーザルで二社の中から選ばれた。事業費約七千四百万円のうち、三千万円は企業の地方移転やテレワークの促進などを図る国の「地方創生テレワーク交付金」を含む補助金を充てる。高橋さんは「さまざまな利用形態に対応できる施設にしたい。ふるさと支援センターとも連携し、地域を巻き込んだ活動を展開したい」と話している。

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