関東一VS二松学舎 東西大会 きょう決勝<高校野球・東京>

2021年8月2日 07時15分

決勝進出を決め、笑顔を見せる市川祐投手(中央)ら関東一ナイン=東京ドームで

 夏の全国高校野球選手権の東東京大会準決勝2試合が一日、東京ドーム(文京区)であった。第1試合は関東一が修徳を下し、第2試合は二松学舎大付がノーシードから勝ち上がった帝京を破った。決勝は二日午後三時半から、東京ドームで行われる。(西川正志、加藤健太)
 関東一は、先発の市川祐投手がキレのある直球、変化球で修徳打線を圧倒。四回に一発を浴びたが、落ち着いた投球で相手打線を寄せ付けなかった。修徳は、4番佐藤大空選手の3試合連続となる本塁打の1点にとどまった。
 二松学舎大付は、序盤から帝京の先発高橋蒼人(あおと)投手の球をとらえ、五回には4本の長短打を集め、4点を奪った。帝京は六回、安打と敵失で1死満塁の好機を作ったが、二松学舎大付のエース秋山正雲(せいうん)投手の力強い直球に押され、無得点。九回には1点を返したが、及ばなかった。

◆関東一 市川投手が12奪三振

 第1試合の初回、関東一のエース市川祐投手が投げた速球に球場がどよめいた。電光掲示板に表示されたのは自己最速を6キロ更新する152キロ。大会屈指の右腕はこの日、修徳打線から12三振を奪った。
 関東一は、球の回転数や回転軸などを調べることができる機器で、定期的に投手の球質を計測してきた。市川投手も、この機器で計測した回転数を増やすため3キロのダンベルを人さし指、中指、親指でつまんで落とすトレーニングをしてきた。
 結果、回転数は増し、球速も向上。米沢貴光監督が重視する直球のキレも増した。市川投手は「真っすぐで空振りが取れるようになった」と手応えを語る。修徳の荒井高志監督は「直球を狙っても手が出なかった」と振り返る。最新の機器と努力が好結果を生んだ。(西川正志)

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