秩父川瀬祭/チチブサワラ骨格化石 県教委が文化財に指定

2021年8月2日 07時32分

川瀬祭の屋台行事の様子(いずれも県教委提供)

 埼玉県教育委員会は三十日、「秩父川瀬祭の川瀬と屋台の行事」(秩父市)を県無形民俗文化財に、「チチブサワラ骨格化石」(長瀞町)を県天然記念物に指定した。
 秩父川瀬祭の川瀬と屋台の行事は、荒川上流から中流域にかけてや、荒川支流域で行われる「川瀬祭り」「川瀬行事」などと呼ばれる行事の一つ。秩父神社の摂社である日御碕(ひのみさき)神社の例大祭で、神輿(みこし)が川入りする神輿洗い行事や、屋台や笠鉾(かさほこ)の引き回しが行われる。

チチブサワラ骨格化石

 チチブサワラ骨格化石は、小鹿野町般若の約千五百五十万年前の古秩父湾堆積層から見つかったサワラの仲間の骨格化石。頭蓋骨や脊椎骨など産出部位から想定される全長は約二メートルになるという。県立自然の博物館(長瀞町)が所蔵する。
 一方、天然記念物に指定されていた「万松寺のシイ」(東松山市)は、二〇一九年大みそかに線香の火がシイの古木に燃え移り枯死したため、指定を解除するとした。(飯田樹与)

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