千葉県内の宿泊客、4月は大幅増の8倍 3月も1.5倍 前年同月比

2021年8月3日 07時17分
 新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込みが続いていた千葉県内の宿泊客数が今年三〜四月にかけて、上昇傾向に転じたことが県の調査で分かった。四月は前年同月比約八倍で大幅上昇。三月も同一・五倍で、二〇一九年の台風15号を契機に災害による県内観光への影響を調査するため同年九月に開始して以来、十九カ月目で初めての増加。県観光企画課は「昨春と比較して、感染防止策を図りながら営業する施設が増えていることが反映されたのではないか」と分析している。
 県内各地域のホテルや旅館など二十四施設を毎月調査している。四月の全体の宿泊者数は七万三千二百十人で、最初の緊急事態宣言が発令された二〇年四月の九千二十五人から711・2%増。地域別に見ると、ベイエリア・東葛地域が三万五千六百十四人(前年同月二千五百五十五人)、北総地域が一万七百七人(同三千八百六人)、九十九里地域が六千五百八十三人(同五百四人)、南房総地域が二万三百六人(同二千百六十人)と軒並み増加した。
 三月の県全体の宿泊者数も六万六千六百八十八人で、前年同月比47・8%増だった。ただ、依然として一昨年の三〜四割程度の宿泊者数で、コロナ禍で減少したインバウンド(訪日外国人)や団体客の減少が戻りきっていない。
 また、観光客数も増加。四月の動植物園や水族館など四十三施設の入り込み客数は六十一万九千九百二十五人で前年同月比486・1%増。三月は五十七万四千九百七十三人で同32・6%増。昨年十二月〜今年二月まで減少したが再び増加した。(中谷秀樹)

関連キーワード

PR情報

千葉の新着

記事一覧