卓球女子団体、負け知らずで決勝へ 3大会連続メダルが確定 伊藤美誠がエース対決制す

2021年8月3日 23時38分
 東京五輪の卓球女子団体は3日、準決勝が行われ、日本は香港を3―0で下して決勝進出。銀メダル以上が確定し、3大会連続のメダル獲得となる。ダブルスで石川佳純(全農)平野美宇(日本生命)組は蘇慧音、李皓晴組に3―0でストレート勝ち。シングルスは伊藤美誠(スターツ)が杜凱琴を3―1、平野が李皓晴を3―0で下した。決勝の相手は、4日に行われるもう一つの準決勝・中国ードイツ戦の勝者で、5日午後7時半から行われる。

女子団体準決勝 香港戦の第1試合でポイントを奪いガッツポーズする石川佳純(手前)、平野美宇組 =いずれも東京体育館で

 3人が攻め手を緩めず、準決勝で対戦した香港を圧倒した。日本は順当に勝ち上がり、銀メダル以上が確定。「金メダルを目指して頑張ってきた。決勝の舞台で戦えることをすごくうれしく思う」。主将の石川は実感を込めた。
 石川と平野のダブルスがストレート勝ちで好発進。続く伊藤がシングルスでのエース対決を制し、チームの勝利へ弾みをつけた。伊藤は「1本を取ることに集中していた。自分らしく戦えた」。ゲームカウント1―1で迎えた第3ゲームが出色だった。

香港戦の第2試合でポイントを奪いガッツポーズする伊藤美誠

 サーブで崩したかと思えば、厳しいコースをついたボールを打ち込み、強烈なフォアハンドも突き刺す。多彩な技術を繰り出し、0―1から圧巻の攻撃で11点連取。11―1で押さえ込むと、第4ゲームも11―7で奪った。
 5年前のリオデジャネイロ五輪では銅メダル。このメンバーから石川、伊藤が残り、平野が新たに加わった。「みんなプロフェッショナルな選手」と石川。世界ランキングでは全員が上位に位置付け、世界と渡り合ってきた。
 決勝は中国とドイツの勝者になるが、伊藤は「(相手は)中国になるだろうと予想はしている。自分のペースで試合ができるようにしたい」。頂点まであと1勝。最後の決戦に向け、気を引き締めた。(磯部旭弘)

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