Q&A 自民党総裁選の仕組みは? 3年ぶりに党員・党友が参加 衆院選にらみ先送り論も

2021年8月4日 06時00分
 自民党は3日、菅義偉首相の総裁任期(9月30日)満了に伴う総裁選の日程について協議を始めました。ルールに従えば、3年ぶりに党員・党友投票を含めた正規の形式で9月下旬に実施される見通しですが、秋までに行われる衆院選の後に先送りすべきだという意見もあります。総裁選の仕組みはどうなっているのでしょうか。(市川千晴)
 Q 日程はどのように決まるのですか。
  総裁選挙管理委員会は3日の初会合で、26日に開く次回会合で投開票の日程を決めると申し合わせました。総裁公選規程によると、投票は任期満了前の10日以内、告示は投票日の12日前までと定めています。今回は最も早くて9月8日告示~20日投票、最も遅いと17日告示~29日投票です。
 Q 首相は1年前に就任したばかりで、また選挙なのですか。
  総裁の任期は1期につき3年です。今回は前任の安倍晋三氏が任期途中で辞めたので、後を継いだ首相は残りの期間となっています。前回は国会議員と都道府県連だけが投票に参加する「簡易型」でしたが、今回は2019年から2年間、党費を納めた党員や党友にも投票権があります。
 Q 衆院議員の任期も10月21日までです。
  いつ衆院解散があってもおかしくない時期なので、党内には総裁任期を短期間延長し、総裁選を衆院選後に先送りするよう求める意見があります。ただ、衆院選で苦戦すれば来年夏の参院選を見据え「選挙の顔」を代えるべきだという声も高まりかねません。首相を支持する二階俊博幹事長は3日の記者会見で、日程変更に否定的な考えを示し、首相の無投票再選を期待して「総裁を代える意義は見つからない。今のところ、選挙になる見通しはない」と話しました。

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