田島良昭さん死去 長崎県諫早市の社会福祉法人「南高愛隣会(なんこうあいりんかい)」顧問、最高検参与

2021年8月4日 07時14分
 田島良昭さん(たしま・よしあき=長崎県諫早市の社会福祉法人「南高愛隣会(なんこうあいりんかい)」顧問、最高検参与)2日、骨髄がん腫症のため死去、76歳。長崎県出身。告別式は近親者で行い、後日お別れの会を開く。喪主は長男光浩(みつひろ)さん。
 知的・精神障害や高齢にもかかわらず、十分な福祉支援を受けられず犯罪を繰り返してしまう「累犯障害者」らの支援を先駆的に手掛けた。刑務所の出所者を福祉支援へつなぐ「地域生活定着支援センター」の全国設置などにも奔走。司法と福祉の連携を図った。
 77年に南高愛隣会を設立。就労支援や少人数で生活する仕組みを取り入れ、障害者が入所施設ではなく地域で暮らせるよう取り組んだ。96年からは、当時の浅野史郎宮城県知事の下、宮城県福祉事業団の副理事長や理事長を歴任。浅野氏による入所施設の「解体宣言」の基盤をつくった。
 文書偽造事件で無罪確定の元厚生労働事務次官村木厚子さんからの寄付で、罪に問われた障害者のための「共生社会を創る愛の基金」を創設した。

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