<新型コロナ>千葉県、高齢者の75%が2回目のワクチン接種完了 県「目標おおむね達成」

2021年8月4日 07時46分

75%が完了した県内の高齢者向けワクチン接種=6月14日、千葉市中央区の蘇我コミュニティセンターで

 国が七月末の完了を掲げていた六十五歳以上の高齢者に対する新型コロナウイルスワクチンの接種は、政府のまとめで、八月二日現在、千葉県内で二回の接種を終えた高齢者は約75%となった。今後、中・若年層の接種に移行するが、対象人数は大幅に膨らみ、ワクチンの供給不足が接種加速の障害となっている。(中谷秀樹)
 内閣官房のホームページ(HP)によると、二日現在、県内で行われた一回目の接種は百四十七万三千七十六回(接種率86・52%)、二回目は百二十八万五千二百五十四回(同75・49%)となっている。接種率の全国平均は一回目が86・60%、二回目が77・11%。県担当者は「市町村の尽力で目標をおおむね達成できた」と評価する。
 一方、全年代の県の接種率は一回目が32・39%、二回目が23・16%。高齢者以外の接種は進んでいないのが実情だ。千葉市(六十四歳以下の接種対象者六十三万八千人)は、二日に十二〜五十九歳を加えた全対象者の集団接種の予約を始めたが、開始十分で約七千人分の予約枠が埋まった。市内約三百三十カ所で実施する個別接種の九万人分の予約枠もほぼ埋まったとみている。
 今回予約できなかった人が市の接種を受ける場合、現時点で十月以降にずれ込む。市担当者は「ワクチン供給がはっきりしているのが九月末までで、予約枠を増やせない。全対象者の接種完了は時間がかかるのでは」と説明する。
 県によると、六月の県内各自治体へのワクチン供給数は百六十四万回分。だが、七月は百二十四万回分、八月は百十二万回分に落ち込むという。県北西部の自治体のワクチン担当職員は「政府の言葉を信じて接種する力を高めてきたが、今は持て余している。予約キャンセルとなれば住民を混乱させる」と話す。
 船橋市は、八月前半のワクチン供給量が五月の半分以下しか見込めないことを理由に、七月十五日から接種の新規受け付けを停止している。

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