<つなぐ 戦後76年>被害伝える 原爆遺品 入間市博物館で資料展

2021年8月7日 07時28分

原爆の熱線で、人の影が焼きついた板壁の写真パネルも展示されている=入間市で

 長崎原爆資料館(長崎市)が所蔵する原爆関連遺品などを展示する、入間市の「第25回平和祈念資料展」が同市二本木の市博物館で開かれている。十二日まで。
 原爆を投下された広島と長崎、陸上戦で多くの一般住民の命が奪われた沖縄などから借り受けた資料と、入間市内の戦争関連資料を合わせて展示し、戦争や核兵器の惨状を後世に伝える。
 会場には原爆遺品の柱時計や被爆者の衣類や巾着、熱線で変形したガラス瓶など計三十三点を展示。熱線で板壁に焼きついた人影など被害を伝える写真パネルもある。身に着けると弾丸が当たらないとされた千人針や、出征時に使用された日章旗など、入間市所蔵の資料も展示している。
 七日午後二時半からは、広島市内で被爆した狭山市在住の中島寿々江さん(87)の「平和を考える講演会」がある。入場、講演会ともに無料。(加藤木信夫)

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