ルーペ(拡大鏡) ルーペハウス 趣味に仕事に500の視点

2021年8月10日 07時20分

店内の様子。わからないことは寺崎さんに聞けば、丁寧に教えてくれる。

 ルーペが欲しければ、どこへ行くか?…文具店?眼鏡店?…置いている店もあるが、主力商品ではないため、隅に追いやられているイメージがある。
 「うちはもともとメーカーなので『どこで買えるんだ』と問い合わせがあったんです。それなら店を作ってしまおうと」
 「ルーペハウス」は、こんないきさつで生まれた。開店は1994年。スタート時から店を任されている寺崎素弘さん(48)はメーカーであるテラサキ(江戸川区)社長の長男でもあるルーペの専門家だ。
 店で扱うルーペは約500種類にのぼる。老眼に悩むシニアはもちろん、趣味や仕事の細かい作業用にと、北海道や九州からもお客が来る。例えば宝石鑑定、税関(偽ブランドの鑑定)、まつげエクステ(付け毛)の施術にも使われているとか。
 売れ筋1位は、頭に装着するヘッドルーペタイプの「メガビュースリム」6600円。両手を空けられるのが利点の同タイプの中でも最軽量(59グラム)。3種類のレンズ(1・7倍、2倍、2・5倍)と、持ち運び用の巾着も付いている。2位は「ニュースリーダー」1000円。その名の通り、新聞や本を読むのに適した商品。薄くて軽く、持ち運びも楽。メインのレンズは倍率2倍。文庫本1ページ分はカバーできる視界の広さで文章が読みやすい。さらに倍率4倍の小さなレンズ付きで細かい字も確認できる。3位は「リーディングルーペLL」2800円。昔ながらのルーペらしい形のルーペ。やはり文庫本1ページ分くらいの視界は確保できる上に鮮明。自宅用といえる。

上から時計回りに、売れ筋1位、2位、3位の商品

 寺崎さんのオススメは「とげ抜きルーペ」1200円。角度調節もでき、とげが抜けないイライラを解消してくれそうだ。品ぞろえはほかに、スタンド型、ペンダント型など多種多様で、細かい要望に応えてくれる。
 記者は、1メートルの近距離から使える遠近両用6倍望遠鏡「ミニスコープ616」5800円を購入。美術館・博物館で、展示の細部を鑑賞するために使われる。以前から欲しかった品をここで見つけた。趣味の味わいも拡大できそうだ。 (村手久枝)
 墨田区錦糸3の9の6。10〜18時。日祝休。公式サイト(「ルーペハウス」で検索)からも購入可。用途別のオススメや使い方の解説もあってわかりやすい。(電)03・3626・1531

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