大飯原発3号機が出力100%に、穴開いた配管を撤去 点検で腐食見落としか

2021年8月11日 11時24分
海水が漏れた配管で見つかった直径4センチの穴(配管の右下)=福井県おおい町の関西電力大飯原発3号機で(関西電力提供)

海水が漏れた配管で見つかった直径4センチの穴(配管の右下)=福井県おおい町の関西電力大飯原発3号機で(関西電力提供)

 営業運転中の関西電力大飯原発3号機(福井県おおい町)で見つかった配管からの海水漏れで、関電は10日、配管に見つかった直径4センチの円形の穴は、雨水による腐食が原因とみられると発表した。この配管を撤去後、65%まで下げていた発電機の出力を上げ、11日午前に100%に戻った。
 海水が漏れたのは、タービンを回した後の蒸気を冷やして水に戻す「復水器」につながる配管から枝分かれした配管。建屋の地下1階にあり、簡易な鋼板で覆われていた天井部分から雨水が入り、配管がさびたとみられる。関電は10日、原因や対策をまとめた報告書を原子力規制委員会に提出した。
 関電によると、定期検査で配管を目視で確認していたが、穴が開いた部分は低い位置にあり、腐食を見落とした可能性がある。

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