五輪会場周辺で密集できた…小池知事「印象論でおっしゃった」専門家の指摘を一蹴

2021年8月13日 15時57分

東京都のモニタリング会議後に取材に応じる小池百合子知事㊨と大曲貴夫氏

 
 東京都の小池百合子知事の定例記者会見が13日開かれた。小池氏は12日のモニタリング会議の際に、専門家から五輪の会場周辺で密集ができていたとの指摘があったことについて「印象論でおっしゃった」と否定し、「エピソードベースではなくエビデンスベースで語ることが重要だ」と強調した。
 12日のモニタリング会議では、国立国際医療研究センターの大曲貴夫・国際感染症センター長は「制御不能な状況だ。災害レベルで感染が猛威を振るう非常事態」と報告。合わせて「感染リスクが高いにも関わらず、オリンピック競技場の周辺や沿道では、大勢の人が集まり、応援する姿が見られた。今一度、屋外であっても密集・密接することは、感染リスクが高いことを啓発する必要がある」などと述べていた。

東京五輪の自転車男子ロードレースでスタートする選手たちを沿道から応援する人たち=東京都三鷹市で

 この点について、13日の会見では記者が「五輪は感染拡大に影響していないのか。モニタリング会議では会場周辺の人出で密集があったと指摘があった」と質問が出た。
 これに対し、小池氏は「大曲先生はそういうふうに印象論でおっしゃっていたが、こちらは人数がどうだったか確認している」と説明。「交通需要マネジメントも人流抑制に役立った。数字にも表れている。テレワークの推進も図った。ライブサイトも見直し、ステイホームで放映していただいたからこそ、視聴率も上がった」とした上で「これらについては皆さんのご協力を得る形ができた。ですからエピソードベースではなくエビデンスベースで語ることが重要だ」と強調した。

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