ラムダ株感染の女性は五輪関係者 7月に国内初確認

2021年8月13日 16時26分
 新型コロナウイルスの変異株で南米ペルー由来とされる「ラムダ株」の感染者と国内で7月に初確認された女性は、東京五輪関係者だったことが13日、政府関係者への取材で分かった。羽田空港到着時の検査で陽性が判明、国立感染症研究所がウイルスを分析した。
 大会組織委員会は五輪・パラリンピック関連のコロナ検査陽性者の人数を順次発表しているが、国籍や性別、ウイルスの株などの詳細は明らかにしていない。13日までに発表した陽性者は累計553人。
 政府関係者によると、女性は30代でペルーに滞在歴があり、7月20日に羽田空港に到着。大会の許可証を所持していた。検査でコロナ陽性となったが無症状で、ホテルなどの療養施設に移送されたとみられる。
 ラムダ株について世界保健機関(WHO)は「注目すべき変異株」と分類。海外メディアなどで「中和抗体を弱める特性があり、ワクチンの効きが悪い恐れがある」と指摘されているが、詳しいことは分かっていない。
 厚生労働省専門家組織座長の脇田隆字・感染研所長は11日の記者会見で、「(日本でも)注目すべき変異株とするかは、今後の検出状況を見て検討する」と述べた。(共同)

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