ソフトバンクG 赤字拡大9000億円 20年3月期

2020年4月30日 16時00分
 ソフトバンクグループ(SBG)は三十日、二〇二〇年三月期の連結純損益が九千億円の赤字(前期は一兆四千百十一億円の黒字)になるとの見通しを発表した。十三日に七千五百億円の赤字に転落する見通しを公表していたが、投資事業の損失が膨らんだ。新型コロナウイルス感染拡大も影響し、短期間で業績を大幅に下方修正する異例の事態となった。
 共有オフィス「ウィーワーク」を運営する米ウィーカンパニーなどへの投資による損失が前回予想の約八千億円から一兆円超に拡大すると見込んだ。赤字は〇五年三月期以来、十五年ぶりで、過去最大の赤字額となる。
 SBGは昨年十月、経営悪化するウィーに対して最大九十五億ドル(約一兆円)の支援策を表明した。しかし、新型コロナの影響で共有オフィス事業の先行きも不安視されており、ウィー関連の投資で損失が広がった。
 十三日には傘下ファンド「ソフトバンク・ビジョン・ファンド」事業などで巨額の損失が出るとして業績の下方修正を発表していた。

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