多様性や共生社会を考えるパラ文化プログラム動画「MAZEKOZEアイランドツアー」22日配信

2021年8月16日 21時02分

会見した東ちづるさん(右から3人目)や出演者ら=16日、東京都千代田区の日本外国特派員協会で

 東京五輪・パラリンピックの文化プログラムとして22日に配信されるパフォーマンス映像作品「MAZEKOZEアイランドツアー」が完成し、試写会と記者会見が16日、東京都千代田区の日本外国特派員協会であった。

6月に報道公開された映像のラストシーン撮影の様子=6月、東京都千代田区の神田明神で

 多様性や共生社会をテーマにした83分のエンターテインメント作品で、病気や障害のある人、ない人を含め総勢150人が出演する。
 「異相の島」「超人の島」など架空の9つの島を巡るツアーに参加する設定。「たたかひの島」では、身長が低いレスラーがリングに立ち体をぶつけ合い、「虹の島」では男声と女声を使い分けるシンガー・ソングライターが「男とか女とか、どっちでもええやん」。案内役を務めるドラァグクイーンのドリアン・ロロブリジーダさんが「何なの普通って」と語る場面もある。

作品の中で共演するシンガー・ソングライターの平原綾香さん(左)と義足のダンサー大前光市さん=ⒸTokyo2020

 22日午後4時から東京大会の公式YouTubeと公式LINEで生トーク付きで配信。9月末まで視聴できる。
 総合構成・演出・総指揮を務め自身も出演した俳優の東ちづるさんは「マイノリティーのアーティストの仕事のチャンスが増える。自分も日本の多様性を考えられる」と語った。作品には絵本作家のぶみさんも参加予定だったが、撮影・編集をほぼ終えた後、過去のいじめ行動などへの批判を受け出演を辞退。東さんは「人権や多様性を勉強したと聞いていた。私も人が再生できる社会の方がいいと思ったが、私の甘さだった」と話した。(神谷円香)

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