ノルディックウオーキング 上半身も使って全身運動

2021年8月18日 07時32分

インストラクターの山田さん(右端)を先頭に歩く参加者=埼玉県戸田市で

 2本の専用ポールを使って歩くノルディックウオーキング。雪原をスキーで滑るウインタースポーツ・クロスカントリーの選手たちが、夏の間の体力維持と強化練習のために行っているフィンランド発の有酸素運動だ。
 全国に指導者をおく「日本ノルディックウォーキング協会」のイベント一覧から「ノルディックウオーキングを楽しむ会 戸田公園」(埼玉県戸田市)の体験会に参加した。インストラクターの山田良二さんの本業は、鍼灸(しんきゅう)・整体師。同協会の公認指導者の資格を12年ほど前に取得した。地元を中心にコースを企画し、毎月1回実施、指導をしている。
 歩きやすい靴で特別な服装は不要、参加費500円(貸しポールは別途500円)。準備運動とレクチャーを近くの公園で行った。

体験会で使用した「LEKI」のトレッキングポール

 ポールのグリップに付いているストラップに手を通し、面ファスナーで固定する。ポールの長さはストラップの位置が自分のへその位置になるように調整する。ポールの先端はゴム製で、腕への衝撃が少なく、道路も傷つけない。
 踏み出した足と反対の手でポールを軽く地面についたらぐっと地面を押し、体を前進させる。地面を押し出したらグリップから手を離し、すぐに握り返してポールを前に出す。「腕の振りで体を押し出すような感覚で歩きます」との説明を受けた。
 緊張からか、足と手が同じ振りになる人もいたが、考え過ぎずに普段通りに歩いた方がいい。「ポールを使うことで腰や膝の関節の負担を軽減します。正しい歩行姿勢で腕を大きく動かし上半身も鍛えられます」と、山田さん。
 一列になって約5キロを3時間かけて歩いた。途中で立ち止まり、きれいに手入れされた庭先の花などを見て、参加者と会話も弾む。普段の歩行より全身を使っているのが体感できた。「もっと短時間で長い距離を歩くインストラクターもいる」とのことなので、事前に問い合わせを。 (新井すずみ)
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日本ノルディックウォーキング協会のホームページで、全国のイベント情報を公開。(問)協会事務局=(電)03・6861・3605

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