<演劇パラダイス>東京演劇アンサンブル コロナ禍、若手が奮起

2021年8月19日 07時46分

「タージマハルの衛兵」の演出・三木元太(中央)とダブルキャストの出演者たち=埼玉県新座市で

 1954年に「劇団三期会」として創立、67年に現在の名前に改称した老舗劇団だ。演出家の広渡常敏(ひろわたりつねとし)(1927〜2006年)が中心になり、ドイツの劇作家ブレヒト(1898〜1956年)の「今日の世界は演劇によって再現できるか」の精神を追究してきた。70年代後半から多彩な演劇を生み出した東京都練馬区の拠点劇場を2019年に埼玉県新座市に移し、50人以上が「同じ釜の飯を食う」スタイルで活動を続けている。
 現在稽古しているのが2人芝居「タージマハルの衛兵」。15年に米国で書かれた作品で、建設中の墓廟(びょう)を警備する2人の何げない会話が人類や社会、幸福のありようを問う。「コロナ禍で活動が制限される中、若手が見つけてきた」と演出の三木元太。今の日本にも通じるような作品で、リモート勉強会も開きながら取り組んでいる。
 9月4、5日に新座・野火止RAUM、同8〜12日に東京都豊島区のシアターグリーンで上演。東京演劇アンサンブル=(電)048・423・2521、Eメールはticket@tee.co.jp (藤浪繁雄)
 ※劇団や公演の情報をお寄せください。東京新聞文化芸能部芸能班=ファクス03・3595・6929またはEメール(hougei-t@tokyo-np.co.jp)で。

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