橋本・下田市議長辞任へ クラスター会合出席で引責

2021年8月19日 08時17分

謝罪する橋本智洋議長=下田市役所で

 下田市で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)の発生要因となったボランティア団体の飲食を伴う会合に出席したとして、同市議会の橋本智洋議長(55)が十七日、市役所で会見し、「軽率だった」と陳謝した。責任を取り、十二日付で議長の辞職願を提出。十九日の市議会臨時会で許可される見込み。
 会合は七月十六日にあった下田ライオンズクラブの飲食を伴う例会後の二次会で、橋本氏はクラブの前会長として出席。酒類の提供や接待を伴う飲食店で開かれ、約二十人が参加した。橋本氏を含む十五人程度が感染したという。同二十日には中学時代の同級生三人とも会食し、そのうち二人が感染した。
 橋本氏は当初、無症状で、同二十二日に陽性と判明。後日、発熱し、保健所の指示で今月二日まで自宅療養していた。
 橋本氏は「軽率だった。下田の経済や観光などに社会的な影響を与え、市民らに迷惑を掛けた」と陳謝。市民などから議員辞職を求める声もあったが、「辞職では責任を全うできない。叱責(しっせき)を受けながら職務を全うしたい」と、議員辞職は否定した。
 市議は二期目で、今年五月に議長に就任した。(山中正義)

関連キーワード


おすすめ情報