アフガンから米国民ら退避へ「史上最大規模で最も困難な空輸作戦」 バイデン米大統領

2021年8月21日 11時28分
バイデン米大統領=AP

バイデン米大統領=AP

 【ワシントン=金杉貴雄】バイデン米大統領は20日、イスラム主義組織タリバンが制圧して混乱が続くアフガニスタン情勢について、ホワイトハウスで演説し、米国民やアフガン人協力者ら数万人の同国からの退避に関し「史上最大規模で最も困難な空輸作戦の1つだ。任務実行のためあらゆる力を動員する」と、政権として全力を尽くす考えを強調した。
 バイデン氏は、退避作戦が始まった14日以降、約1万3000人を退避させたと説明。だが、首都カブールの国際空港からの退避は「危険が伴う」とし「最終結果がどうなるか、損失のリスクがないかは約束はできない」と切迫した状況であることを認めた。
 米メディアによると、アフガンには米国民1万人~1万5000人が残る。さらに、現地通訳などアフガン人協力者とその家族5万~6万5000人も国外脱出を希望しているとされる。
 空港は約6000人の米軍がコントロールしているが、空港への道筋はタリバンが検問所を設け、退避は思うように進んでいない。
 バイデン氏はアフガンを制圧したタリバンの承認については「われわれが適用する条件は厳しく、女性や市民をどのように扱うか次第だ」と語った。

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