横浜市長選 野党系の山中竹春さんが当選確実「市民と向き合い、素晴らしい市に」 

2021年8月22日 23時46分
山中竹春さん

山中竹春さん

 人口約377万人を抱える横浜市の民意がトップに選んだのは、野党系の元大学教授だった。22日投開票の横浜市長選で、カジノを含む統合型リゾート施設(IR)誘致の「断固反対、即時撤回」を掲げた山中竹春さん(48)が初当選した。支援者が詰めかけた市内の会場は拍手に包まれた。(志村彰太)
 「皆さんの支援によって、このような結果になった。初めての選挙で慣れないことばかりだったが、思いを皆さんと共有でき、うれしく思う」。午後8時すぎにテレビの速報などで当選確実が報じられると、山中さんは集まった約100人の支援者に頭を下げ、かすれた言葉で感謝の言葉を述べた。途中で涙を浮かべることもあった。
 市長就任後は、市議会で多数を握る自民、公明両党と向き合うことになる。山中さんが「市民1人1人と向き合って素晴らしい横浜市をつくっていく」と感極まりながら決意を語ると、支援者は「よし」「市民の市長誕生だ」などと合いの手を入れ、こぶしをあわせるなどして喜びを分かち合った。
 壇上には、山中氏を擁立した立憲民主党の江田憲司代表代行や、IRなしの山下ふ頭再開発を目指す横浜港ハーバーリゾート協会の藤木幸夫会長の姿もあり、山中さんを温かく見守った。

おすすめ情報