夏休み延長や臨時休校…増える子どもの感染、首都圏の学校の対応は?全授業をオンラインに切り替える学校も

2021年8月23日 21時24分

タブレット端末を使ったオンライン授業の説明を受ける生徒たち=23日、東京都世田谷区の下北沢成徳高で

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、首都圏の学校の多くが今週から新学期を迎える。文部科学省は学びの機会確保が重要として一斉臨時休校を求めていないが、感染力が強いデルタ株の猛威で、子どもの感染者は増加。オンライン授業導入に踏み切る学校も出ている。神奈川県では、3つの政令市全てが月内の臨時休校を決めた。リスク回避の動きが広がっている。

◆調布、日野、多摩市の市立小中学校は夏休み延長

 東京都では、都立学校の大半が9月1日から2学期などが始まる。都教育委員会は各校に対し感染状況を踏まえた分散登校やオンライン授業の活用、短縮授業の実施などを通知している。宿泊を伴う修学旅行などの活動も、中止か延期する。
 生徒らの健康観察の徹底や、部活動は都外に移動しての練習試合などは休止し、活動日や活動時間を制限することも求めた。
 調布、日野、多摩の3市は、市立小中学校の夏休みを延長する。調布市は9月5日まで、多摩市は今月31日まで延長。日野市は29日まで臨時休校とする。

◆横浜、川崎、相模原、大和、南足柄、休校か夏休み延長

 神奈川県では、横浜、川崎、相模原、大和の4市が市立学校を31日まで臨時休校とするか、夏休みを延長すると決めた。南足柄市は9月3日まで市立学校を臨時休校とすると決めた。
 千葉県は、高校や特別支援学校などの県立学校に対し来月12日まで分散登校、時差登校として、通常より短縮した日程とする方針。感染状況を見ながら、その後の対応を判断する。
 部活動も来月12日までは中止とする。小中学校を管轄する市町村教委にも県教委の対応を連絡した。
 時差登校と短縮日課は、当分の間は継続する方針。

◆ふじみ野市や三郷市などは9月1日開始に

 埼玉県は県立学校の夏休み延長について「延長するかどうかを含めて今後の対応を検討中」としている。ふじみ野市や三郷市などの小中学校は2学期の開始を9月1日に延期する。
 茨城県では今月中に小中学校の始業式が予定されていた水戸、守谷、牛久、利根の4市町は月内臨時休校する。休校期間中、守谷市はオンライン授業を実施し水戸市はタブレット端末を使い自宅学習で対応する。
 栃木県は9月12日まで、県立学校で生徒が長時間近距離で感染リスクが高いとみられる活動はしない。 群馬県の県立学校は始業式から9月12日まで分散登校。学年や学級を複数に分けて各グループは週に2、3回登校する予定。オンライン授業も活用し部活動は期間中は原則休止する。
▶授業をオンラインに切り替えた学校も
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