<新型コロナ>神奈川県で新たに2304人感染 ひとり暮らしの40代男性ら9人死亡

2021年8月25日 20時15分
 神奈川県内で25日、2304人の新型コロナウイルス感染が明らかになった。県と6市の保健当局が発表した。新規感染が2000人を超えたのは2日ぶり。40代男性を含む9人の死亡も確認された。
 横浜市は新型コロナウイルスに感染した40~80代の男性4人の死亡を発表した。4人はいずれも感染経路不明。うち60代男性2人はワクチンは接種しておらず、80代男性は1回接種していた。40代男性はひとり暮らしで、連絡が取れないことを不審に思った知人が8月17日、警察などに連絡し、自宅で亡くなっているのが見つかった。その後の検査で新型コロナ陽性と分かった。死因やワクチン接種歴、基礎疾患の有無は不明。
 新規感染は886人。横浜総合病院と市内の認可保育園で職員各1人の感染が判明し、既に感染が確認されている人を含めてそれぞれ13人、6人のクラスターに認定した。クラスターが発生した横浜旭中央総合病院では新たに患者ら11人の陽性が分かり、計41人となった。
 藤沢市は2人の死亡と106人の新規感染を発表した。亡くなったのはともに70代の男女で、女性は7月30日、男性は8月4日にせきなどの症状があって医療機関を受診した。2人とも感染判明後、軽症だったため自宅療養していたが、症状が悪化して入院。男性は20日、女性は21日に死亡した。また市は、児童と園児各1人の感染が分かったとして、放課後児童クラブを当面、臨時休所し、保育園を9月7日まで臨時休園にすると発表した。
 川崎市は川崎区の90代男性の死亡と566人の感染を発表した。亡くなった男性は市内の特別養護老人ホームに入居していた8月12日に陽性と判明し、21日に死亡。ワクチンは未接種だったという。
 相模原市は50代男性の死亡と140人の感染を発表した。死亡した男性は会社員で1人暮らし。8月4~18日まで休暇中で19日に出勤してこず、会社の同僚が連絡しても不通のため、20日に自宅を訪ねたところ室内で倒れているのを発見。警察を呼び、23日に検視の結果、新型コロナによる死亡と判明した。死亡推定日は17日という。基礎疾患の有無やワクチンを接種の有無は不明。
 横須賀市は、横浜市の60代男性の死亡とこの男性を含む105人の感染を発表した。男性は8月3日に亡くなった後、検査して感染が判明した。新規感染では、職員を含む4人の感染が確認されていた養護老人ホームで新たに入所者1人の感染が分かり、計5人のクラスターと認定した。既に起きているクラスターでは、陸上自衛隊の部隊で5人、海上自衛隊の部隊で6人、大学で1人の感染が新たに判明し、感染者数はそれぞれ計27人、計52人、計29人になった。
 県は436人を発表。既に4人が感染している厚木保健福祉事務所管内の新型コロナ患者を受け入れていない民間病院で職員4人の陽性が分かり、計8人のクラスターと認定した。病院は入院受け入れを1部制限し、外来診療は継続している。専修大伊勢原体育寮(伊勢原市)に住むラグビー部員2人、平塚保健福祉事務所管内の障害者支援施設で職員8人、厚木保健福祉事務所管内の運送業事業所で従業員2人が感染し、クラスターはそれぞれ計29人、計20人、計11人になった。
 茅ケ崎市は65人の感染を発表した。
 また、県は24日に発表した秦野市の10歳未満の男児について、藤沢市は24日に発表した40代女性について、いずれもその後のPCR検査で陰性だったとして取り下げた。秦野市の男児は当初、感染経路不明で、家族に感染者がいなかったことから再検査したという。

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