藤井聡太王位「とても勉強になった」 圧勝で初防衛でも「課題多い」と辛口自己評価

2021年8月26日 05時00分
 「豊島竜王と長い持ち時間の将棋を指せたのは、とても勉強になった。来年もいい将棋をお見せできるよう、精いっぱい精進したい」。藤井聡太王位は25日夜、徳島市内のホテルで行われた記者会見で、花束の祝福を受けた後、早くも来期への抱負を語った。

「お~いお茶杯第62期王位戦」で初防衛を果たし、会見で笑顔を見せる藤井聡太王位=徳島市内のホテルで

 藤井王位が先手番の本局で選んだのは、名古屋市で指された開幕局と同じ「相掛かり」の戦型。その時は完敗を喫したが、今回は圧勝。驚異的な進歩に見えるが、「序中盤でリードを奪われる展開が多く、課題の多いシリーズだった」と辛口の自己評価を述べた。
 小学生の頃に練習将棋を指してもらった豊島将之竜王との初めてのタイトル戦。「豊島竜王とこうした舞台で対戦できるのはとてもうれしい。今後もこういう機会を多く持てるように頑張りたい」と語った。
 叡王戦では挑戦者として豊島叡王に挑んでおり、来月13日に行われる最終第5局で、史上初の10代での三冠達成が懸かる。「悔いの無い将棋を指せれば」と気を引き締めた。(岡村淳司)

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