モデルナ製ワクチンに異物、163万回分使用見合わせ 厚労省「安全性のリスクは大きくない」

2021年8月26日 13時36分
モデルナ製の新型コロナワクチン

モデルナ製の新型コロナワクチン

 厚生労働省は26日、米モデルナ製の新型コロナウイルスワクチンについて、5都県8カ所の接種会場で計39本の未使用状態の瓶から異物の混入が見つかったと発表した。厚労省は混入の危険性が否定できないとして、同時期にスペインにある工場の同じ製造ラインで作られた3ロット計約163万回分の使用を見合わせるよう要請した。
 使用を見合わせる163万回分は国内863カ所の接種会場に納入され、既に接種に使われているものがあるが、今のところ健康被害の報告はない。厚労省は「安全性のリスクは大きくない」としているものの、個人が対象のワクチンを接種したかどうかを接種済証などで確認できるようロット番号も公表した。
 番号は「3004667」(約57万回分)と「3004734」(約52万回分)、「3004956」(約54万回分)の3つ。健康状態が悪化した場合には医師などに相談するよう呼び掛けている。
 厚労省によると、今月16日以降、茨城、埼玉、東京、岐阜、愛知の5都県にある職場接種や大規模接種会場で未使用の瓶から混入が確認された。製造ラインで混入が起きたと考えられ、大きさは数ミリ程度とみられる。成分は不明で、モデルナが原因を調べている。(共同)

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