自民党総裁選、岸田氏が出馬表明 二階幹事長を意識?「党役員は3年まで」

2021年8月26日 20時13分
岸田文雄氏

岸田文雄氏

 自民党の岸田文雄前政調会長(64)は26日、菅義偉首相(72)の総裁任期満了(9月30日)に伴う総裁選に出馬する意向を表明した。記者会見で岸田氏は党の若返りに取り組むとし、「党役員は1期1年、連続3期までとすることで権力の集中と惰性を防ぎたい」と表明。二階俊博幹事長(82)が8月に幹事長就任から5年を迎えた中、二階氏を意識した発言かとの質問も出た。
 岸田氏は、菅政権の現状について「国民政党であったはずの自民党に声が届いていない、と国民が感じている。信なくば立たず。政治の根幹である国民の信頼が崩れている」と対決姿勢を鮮明にした。
 その上で「自民党が多様性、包容力を持つ国民政党であり続けられるように党の役員に中堅若手を大胆に登用する。自民党を若返られる」と強調。比例代表候補に適用される73歳定年制の堅持を明言した上で「刷新を進めていくために自民党の党役員の任期を明確化すべきだ」として1期1年、連続3期までとする方針を示した。
 この発言について、記者は「二階幹事長が長期にわたって幹事長を務めていて、権力の集中が起きている。これに対して批判がある。なぜこの政策を打ち出したか」と尋ねた。
 岸田氏は「私が任期を申し上げたのは決して特定の方を念頭に申し上げたつもりはありません」とした上で「私自身も政調会長を3年以上やった。自民党の中で中堅、若手より幅広い人材を登用しようと考えた場合に任期を考えるのは大事だとの思いだ」と語った。

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