<新型コロナ>県立高、原則オンライン授業 緊急宣言終了まで 部活動は中止に

2021年8月27日 07時11分
 神奈川県と県教育委員会は二十六日、新型コロナウイルス感染防止のため、県立高校などは週一〜二回の登校とし、残りは原則オンライン授業とすることを決めた。空いた教室を使い、一つの教室に入る生徒を半減させる。期間は緊急事態宣言終了まで。横浜市なども相次いで分散登校や授業時間の短縮、夏休みの延長など対応を発表した。(志村彰太)
 期間中は部活動は原則中止とし、文化祭や体育祭などの校内行事も中止か延期とする。時差通学と授業時間の短縮はこれまで通り続ける。発熱などの体調不良がある場合は登校しないよう、強く呼びかける。黒岩祐治知事は「教育の質を守る観点から、一斉休校ではなく分散登校とした」と話した。
 また、ワクチン接種の対象になっていない十二歳未満の子どもがいる家庭に、保育所や幼稚園、小学校を通じて抗原検査キットを配ることも決めた。体調不良の子どもを通園・通学させないよう求めるため。対象者は七十七万人。今後、通園していない子どもがいる家庭への配布方法を検討する。

◆「分散登校」「短縮授業」 各市町が対応決める

 横浜市は九月一〜十三日、市立学校五百八校で短縮授業に加え、分散登校を実施する。教室内の人数を減らして座席間の距離を確保するため、各学級を二つのグループに分け、児童生徒は一日おきに登校して給食を食べ、原則として午後二時半までに下校する。
 初日は二グループが時間差で登校して健康観察を行い、家庭学習用のタブレット端末を持ち帰る。二日以降、登校しないグループは自宅で学習動画やドリルなどを活用し、オンライン授業や課題に取り組む。環境が整っている学校は授業のライブ配信も行う。
 茅ケ崎市は予定通り三十一日に始業するが、九月三日までは午後の授業を行わない。小学校は給食を食べて下校、中学校は弁当を食べるか各校で判断する。寒川町も予定通り中学校は三十日、小学校は九月一日に始業するが、十二日まで午後の授業を行わない。
 秦野市は九月十日まで小中学校の授業を短縮する。小学生は給食後、中学生は昼食をとらず、ともに午後一時前には下校する。
 伊勢原市と真鶴町も九月十日まで、公立小中学校を午前中の授業とする。
 大磯町は、町立小中学校の授業時間を短縮し、給食や昼食後に下校する。
 二宮町は、町立中学校の夏休みを三十一日までに延ばす。小学校の夏休みは三十一日までで変わりない。小中学校とも九月一〜十日は午後の授業をしない。(杉戸祐子、石原真樹、西岡聖雄)

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