独創的なゲーム続々 松戸の小学生が開発に挑戦 オンラインでプログラミング教室

2021年8月30日 07時09分

制作したオリジナルゲームを発表する児童ら

 松戸市の小学四〜六年生が夏休みにオリジナルゲームの開発に挑戦する無料プログラミング教室が、七月と八月の二回開かれた。新型コロナウイルスの感染拡大で、昨年に続きオンラインでの開催となったが、今年も独創的で大人でもやってみたくなるような作品が続々と誕生した。(牧田幸夫)
 コンテンツ産業の振興に力を入れる同市が、ゲームの企画・開発を手掛ける「Cygames」(サイゲームス)、小学生プログラミング教育事業の「CA Tech Kids」(シーエーテックキッズ)と共同で二〇一八年から開催。八月十四〜十七日の教室には、六十人の児童が三クラスに分かれて参加した。
 一日二時間の講義を四日連続で受けた。初日は「繰り返し」や「条件分岐」など基礎を学び、二、三日目は応用編で「座標」や「変数」について学習。そして最終日にゲームを完成させ、遊び方やこだわった点を発表した。制作にあたっては、サイゲームスが使っているイラストや曲など本格的なゲーム素材を使用。
 川村ゆらさん(六年)の作品は「まさかのだまされゲーム」。マウスで主人公を動かしながらゴールを目指すが、敵に当たったりするとスタート地点に戻る。川村さんは「(ゴールに近づく)抜け道がまさかの場所にあります。裏技もあります」と工夫を凝らした点を紹介した。
 二〇年度から小学校のプログラミング教育が必修化されたこともあり、今夏は二回の教室計百二十人の定員に対し、四百四十三人が応募するなど関心の高さがうかがえた。講師を務めたシーエーテックキッズの桑野悠一郎さんは「柔軟な発想で大人が思い付かないような仕掛けが実装された作品が数多く出てきた」と話す。
 市は今年も「MATSUDO KIDS プログラミングコンテスト2021」を実施。エントリー・作品提出の締め切りは九月二十四日。市内在住、在学の小学一年から中学三年までに応募資格がある。問い合わせは運営事務局=電03(5459)0212=へ。

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