64年東京五輪の熱気感じて 八王子博物館で企画展

2021年8月31日 07時18分

1964年東京五輪の八王子の様子を伝える展示=八王子市で

 一九六四年の前回の東京五輪で自転車競技(トラック、ロード)が開かれた八王子市の盛り上がりを、当時の聖火リレーのトーチや大会ポスター、関連グッズなどで紹介する企画展が「桑都日本遺産センター 八王子博物館」で開かれている。九月十二日まで。
 前回大会では、市内の公道でロードレース競技が、現在の陵南公園でトラック競技が行われた。展示は市民から寄せられた聖火リレーの委嘱状や大会役員の制服、入場券など五十点が並ぶ。五輪期間中に生まれた子どもに市が贈った「誕生記念メダル」もあり、市を挙げて盛り上げていた様子がうかがえる。
 市から委託された市民が撮影した映像も流している。甲州街道沿いで大勢の市民が声援を送る様子が映し出されている。会場を訪れた市民は、今回の東京五輪・パラリンピックとは異なるお祭り騒ぎを体感していた。小林央(おう)学芸員は「当時、市民が一緒になって盛り上がっていた様子が分かる。エネルギーを感じてもらいたい」と話している。(布施谷航)

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