ワークチェア 快適な在宅勤務 支える一脚を

2021年8月31日 07時21分

座り方をレクチャーしつつ接客するチェアコンシェルジュの伊藤僚範さん 

 コロナ禍で働き方が変わり、在宅勤務が増えた人も多い。自宅でパソコン作業を長時間続けて、体のどこかしらに不調が生じてしまった人もいるだろう。
 仕事環境を見直し、椅子を買い求める人が増えている。JR浅草橋駅から徒歩3分の「WORKAHOLIC(ワーカホリック)」は、ワークチェア(仕事用の椅子)の専門店。しかも9人の「チェアコンシェルジュ」が、体格や作業内容、仕事環境を考慮し、その人にとって最適な椅子を見つけてくれる。
 事前予約制(9月から有料)で、現在、1カ月半〜2カ月待ち。1組に2時間かける手厚い対応は、商品の紹介だけでなく、正しい座り方のレクチャー等も含む。
 「体の不調はメンタルにも影響します。スポーツ選手が少しでも成績を上げるために道具にこだわるように、仕事で成果を上げたいなら、椅子を見直した方がいいですよ」とチェアコンシェルジュの伊藤僚範(とものり)さん。
 客には必ず事前に、使っている机のサイズを測ってきてもらい、作業内容や、体の不調部位も聞いてアドバイスする。「大抵は前傾姿勢が問題。頭の位置によって首も背中も腰も痛くなる。背もたれに寄っかかって仕事できる椅子がいいんです」
 店内の椅子は、そんな姿勢を支えられる、人間工学に基づいた品ばかり。国内外合わせて17メーカーの約45種類。材質や仕様の違いで70脚以上がそろう。

売れ筋の「エルゴヒューマン プロ オットマン内蔵型」(左)と「オカムラ バロン」(右)

 売れ筋はトップ2が不動。1位は「エルゴヒューマン プロ オットマン内蔵型」(13万2000円)。一流メーカーでオットマン(足置き)付きは珍しく、ソファ代わりにもなるため1人暮らしに好まれる。2位は「オカムラ バロン」(9万円台〜)。メーカーに特注で作ってもらった背が低い人向けの品もあり、小柄な女性に好評。キャスターはフローリング用、カーペット用などから、座面はメッシュかクッションかを選べ、細かくカスタマイズできる。
 快適な椅子ならずっと座りたいから仕事中毒になる…店名にはそんな意味を込めている。 (村手久枝)
 中央区日本橋馬喰町2の7の15。12時〜19時半(土、日曜は11時〜)。木曜、祝日休(土、日曜が祝日の場合は営業)。チェアコンシェルジュサービスは1組2人まで3300円。(電)03・6550・9730で要予約。

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