祖父は悔しさにじませ「いい子だったのに…」 同級生ら「なんであの子が」 墨田区の女子高生死亡で

2021年8月31日 22時23分
 東京都墨田区の私立高校3年鷲野花夏かなさん(18)が行方不明となり、山梨県内の山中の物置小屋で31日に遺体で見つかった事件で、鷲野さんと一緒に暮らしている祖父が同日、東京都墨田区の自宅前で報道各社の取材に応じた。孫を失った悔しさをこらえながら「犯人に言いたいことはたくさんある。でも、今言うことではない」と気丈に話した。
 一人っ子だった鷲野さんは両親、祖父母と二世帯住宅の5人暮らし。家族仲も良かったという。祖父は、鷲野さんの自宅での様子について「マンガが好きでよく読んでいた」と振り返った。28日午後に出掛ける姿を見たのが最後となり、「とてもいい子だったのに…」と声を震わせた。
 鷲野さんは地元墨田区の小中学校を卒業し、葛飾区内の私立高校に通っていた。高校では茶道部に所属し、大学進学を目指して勉強していたという。学校関係者は「友達も多く、素行不良もない。『なんであの子が』と、信じられない」と話した。
 小中学校の同級生だった高校3年の男子生徒(17)は「小学3、4年のころ、鷲野さんの自宅であった誕生日会に招いてくれてうれしかった。明るい子で、おとなしかった自分とも遊んでくれた」と話した。高校3年の女子生徒(18)も「目立つ感じではなかったが、話せば分かるいい子だった」と死を悼んだ。(天田優里)

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