埼玉・上尾で酸素ステーションきょう稼働 10床 医師ら24時間体制

2021年9月1日 07時27分
 埼玉県は三十一日、上尾市内の医療施設に設けた「酸素ステーション」を報道陣に公開した。一日から運用を始める。入院先が決まらず、症状が悪化して酸素吸入が必要な新型コロナウイルス患者を一時的に受け入れる。
 酸素ステーションには間仕切りしたベッド十床を配置。医師一人と看護師三人が二十四時間体制で酸素投与と健康観察に当たり、県職員一人と片付けなどをする事務スタッフ数人が常駐する。県は施設名を一般には明らかにしていない。
 県は十五床を予定していたが、全国的な需要増で酸素濃縮器の確保が難航し、十床にとどめた。今後、状況を見て増床も検討するという。また、ほかに県内三カ所に同規模の酸素ステーションを開設し、九月中の運用開始を目指すとしており、場所や医療従事者の確保などを調整している。
 県医療人材課の加藤孝之課長は「入院までの待機施設なので、一刻も早く入院先につなげられるよう尽力したい」と話した。八月三十日時点で県内の病床使用率は71・3%。四十八時間を超えて入院・宿泊療養調整中の人が二人いる。(飯田樹与)

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