バレエと落語 笑いと感動 柳家花緑「ギャグにも格調!?」 横浜で23日

2021年9月1日 07時38分

柳家花緑

 落語家の柳家花緑(50)が23日、横浜市で開催中のダンスの祭典「Dance Dance Dance@YOKOHAMA2021」に参加し、バレエの名作「ジゼル」を落語に仕立てた「おさよ(落語版ジゼル)」を、東京シティ・バレエ団との共演で披露する。同イベントに落語が登場するのは珍しい。
 兄で世界的ダンサーの小林十市(じゅういち)が、イベントのディレクターを務めることから実現した企画。花緑は「小林十市の弟というだけでなく、バレエを題材にした落語があることで呼んでいただいたと思う」と話す。
 「ジゼル」は、かれんな村娘のジゼルと、貴族の青年の身分違いの悲しい恋を描いたロマンチックバレエの代表作。「おさよ−」は、これを江戸を舞台に封建制度がもたらす悲劇に読み替え、花緑が20代後半に発表した作品だ。
 笑ってホロリとさせる落語と、心情などを体で表現するバレエの融合が見どころ。花緑は「落語のお客さまは『本物のバレエが入ることで僕のギャグも格調が高くなった』と言ってくださる。僕は『格調の湖』と呼んでいます」。
 「おさよ−」は、23日午後3時から神奈川県立青少年センターで。DDDチケットセンター=(電)045・453・5080。12日午後2時からは横浜にぎわい座を会場に、バレエ「白鳥の湖」を題材にした創作落語「鶴の池」で独演会も開く。横浜にぎわい座=(電)045・231・2515。 (ライター・神野栄子)

関連キーワード


おすすめ情報

芸能の新着

記事一覧