<新型コロナ>「濃厚接触者の支援必要」 2週間の自宅隔離を体験した秦野市長が指摘

2021年9月2日 07時30分

自宅隔離体験を振り返る高橋市長=秦野市で

 八月に新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者となった秦野市の高橋昌和市長は一日の定例会見で、二週間近い自宅隔離生活を振り返り、濃厚接触者を支援する仕組みが必要だと指摘した。陽性の同居家族は軽症で回復、家庭内感染も免れた。
 高橋市長は八月十六〜二十六日、陽性患者を含む家族四人で木造二階建ての自宅にこもった。農家仕様で部屋数が多く、四人は各個室で過ごした。トイレは二カ所、浴室は一つ。患者を最後に入浴させるなどしたという。
 市長は「近所の人や親戚に買い物を頼んで玄関先に置いてもらった。地域のつながりの重要さを感じたが、単身者や核家族、部屋数が少ない集合住宅は大変だと思う」と実感を語った。
 市によると、自宅で療養する陽性患者は希望すれば保健所を通じて食事の提供やごみの回収サービスを受けられるが、濃厚接触者は対象外。市長は体験を通じて「濃厚接触者の健康・生活相談的なことをフォローできているのか、県と連携しカバーしたい」と話した。
 自宅で体験したテレワークには「操作方法に慣れれば簡単で移動時間や手間を省ける。食わず嫌いだったが、積極的に活用したい」と述べた。(西岡聖雄)

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