<新型コロナ>自粛解除へ 4つの目安 専門家会議に諮問 県、週明けにも判断

2020年5月23日 02時00分
 県は二十二日、新型コロナウイルス対策で県が出している外出自粛や休業などの要請解除を検討する目安を公表した。県内の新規陽性者数や、都内の陽性者数などが要件となっている。これに基づき、県は、県民の外出自粛や劇場、水泳場などの休業要請の解除を、週明けに判断する。(寺本康弘)
 目安の項目は、集団感染を除く新規陽性者数と、感染経路の分からない感染者(孤発)の割合、重症者用ベッドの埋まっている割合、都内陽性者数の四つ。要請内容によって解除の数値が異なる。
 県によると、二十一日時点の直近一週間の各項目の数値は、新規陽性者数が十四人、感染経路不明が30%、重症ベッドの占有率は11・2%、都の感染者数は五十九人。孤発割合は、新規感染者が週三十人以上の場合に考慮するため、今週は参考値となる。
 これに基づくと、「スポーツジム、ヨガ等」「ナイトクラブ、カラオケ等」の休業要請や「酒類提供時間制限の解除」は目安を達成していないが、外出自粛や劇場、映画館、水泳場の利用停止、酒類提供時間制限の緩和はクリアしている。達成したこれらの要請対象について、県は二十二日、解除を専門家会議に諮問した。週明けにも答申を受け、県対策本部会議で解除を判断する。
 大野元裕知事は、「酒類提供時間の緩和」を何時にするかについては、東京都が午後十時としていることを念頭に置いているとした。また、各要請の解除について、専門家の意見も聞いた上で「総合的に判断する」とした。
 また県は、これまで施設の使用停止を要請していた床面積一千平方メートルを超える博物館や美術館について、徹底した感染防止策を前提に要請を解除した。二十六日からは「歴史と民俗の博物館」(さいたま市大宮区)と「川の博物館」(寄居町)を再開する。四カ所の水上公園(さいたま、川越、しらこばと、加須はなさき)のレジャープールは、今夏の中止を決めた。

関連キーワード

PR情報

埼玉の最新ニュース

記事一覧