河野太郎行革相、自民党総裁選立候補の意向 岸田、高市両氏も意欲 石破、下村氏は再考か
2021年9月3日 17時51分
河野太郎行政改革担当相は3日、菅義偉首相が退陣する意向を表明したのを受けて、自民党総裁選に立候補する考えを周囲に伝えた。関係者が明らかにした。自民党の岸田文雄前政調会長も立候補する考えに変わりはないと表明、高市早苗前総務相は出馬に重ねて意欲を示した。
河野氏は3日午後、財務省で所属する派閥の会長、麻生太郎副総理兼財務相と会談。その後、閣僚経験者や所属する麻生派の議員に立候補する意向を伝達し、支持を要請した。
岸田氏は東京都内で記者団に「総裁選への思いは、出馬表明から今日までさまざまな場で訴えてきた」と説明。高市氏は取材に「日本のトップの発言が毎日変わり、あきれた。私は総裁選を戦い抜く」と強調した。
石破茂元幹事長は記者団に「同志と相談し、しかるべき時に結論を出したい」と語った。立候補断念を表明していた下村博文政調会長は「状況が変わった。改めて仲間と相談したい」とした。加藤勝信官房長官は記者会見で「新型コロナウイルス対策に専念する首相の思いを、首相の任期の中で支えていくのが私の責務だ」と立候補しない考えに言及した。(共同)
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