小泉進次郎氏、涙ながらに「菅首相には感謝しかない」「こんなに仕事した政権はない」だからこそ出馬を止めた、と明かす

2021年9月3日 22時35分
菅義偉首相との面会後、取材に応じる小泉進次郎環境相

菅義偉首相との面会後、取材に応じる小泉進次郎環境相

 菅義偉首相が自民党総裁選に立候補しないと表明したことについて、小泉進次郎環境相は3日夕、官邸で首相と面会後、記者団の取材に応じた。小泉氏は時折涙を浮かべながら「あらゆる選択肢を含めて、私は総理にご意見をした」と述べ、出馬見送りを含めて進言してきたことを明らかにした。
 小泉氏は「現職として、ぼろぼろになっても突っ込むべきだという声もあった。しかし、現職の総理総裁が、総裁選に突っ込んでぼろぼろになってしまったらやってきた良いことすら、正当な評価が得られない環境の総理を置いてし まう」とした上で「本当にそのことが、総理を支えるということなんだろうかと。私はそういう思いを持っていたので、総理にあらゆる選択肢を含めて、私は総理にご意見をしてました」と語った。
 小泉氏は「総理が批判されてばっかりでしたけど、こんなに仕事をした政権 はない。1年間でこんなに結果を出した総理はいない」と強調。次期総裁選に同じ神奈川県選出の河野太郎行革相が出馬を検討していることについて「菅総理を今回、閣僚として、支持を鮮明にしてきた立場で、今日言うべき ことではない」と述べるにとどめた。
 
 小泉氏の表情に変化があったのは、記者から「総理から特に印象に 残っている言葉などがあれば、一言教えていただけると」と質問を受けた後。小泉氏は、しばらく考え込むような表情をした後、「私はすごい悔しいのは、総理が人間味のない方だと思われてる節があること。そういうイメージが持たれてる。全く逆で温かい方です。懐深い方で、息子みたいな年の私にひくという選択肢まで含めて話をする。私に対して、常に時間を作ってくれて。感謝しかない」と涙を浮かべながら語った。
 さらに「もっと 自分の言葉で、総理に語っていただきたかったし、国民の皆さんの、ご批判 もその通りのこといっぱいある」とした上で「だけど、菅総理じゃなかったらできなかったことは、多かったことは間違いない。特に私の仕事であった、環境政策、気候変動政策、再生可能エネルギーを最優先にすること。菅総理じゃなかったらできなかった。最後まで総理の任をつとめて頂きたいし、お支えしたい」と結び、取材を打ち切った。 
 
【関連記事】二階幹事長「正直びっくり」
【関連記事】小池知事「大変驚いた」…後任の総裁「私には投票権ない」
【関連記事】「私の体調不良後、立派に務めた」安倍晋三前首相が菅首相ねぎらう
【関連記事】菅首相の総裁選不出馬、若手の不満の影響か…二階幹事長「全く関係ない」

おすすめ情報