《ようこそ!マイホームタウン》岩井 勇気×大宮 (前編)ハライチを育てたエンタメの街

2021年9月22日 10時00分

憧れの人を初めて生で見た、思い出の駅ビル


 テレビやラジオで活躍中の人気お笑いコンビ、ハライチの岩井勇気さんがマイホームタウンとして挙げたのは、自身の地元である埼玉県上尾市からほど近い、大宮の街。在来線だけでなく新幹線も止まるターミナルタウンの大宮駅前には、駅ビルが立ち並び、駅東口側の銀座通りを中心に県下最大の繁華街が広がっている。
「最近は駅前に新しいビルがどんどんできていますね」と話す岩井さんがまず案内してくれたのは、駅ビルの「大宮アルシェ」。ビルの5階には「FM NACK5」のサテライトスタジオがあり、大ファンだというスピッツを初めて生で見た思い出の場所だと教えてくれた。
「小学生のときに母親が車内でスピッツの曲をよくかけていたんです。それがきっかけでスピッツのCDを買うようになりました。お気に入りの曲はMDに入れたりして。中学2年生のときに、アルシェの5階にあるCDショップで、スピッツの『ホタル』というCDを買ったんです。購入特典でスピッツがゲスト出演するラジオの観覧チケットの抽選があって、それに当たったんですよ。なので、学校をさぼって見に行きました。ラジオブース内でスピッツのメンバー4人とパーソナリティがトークをしていたんですが、ライブの距離よりも全然近くて。本当に生きているんだって感動しました。まるで二次元の人と会っているみたいな、不思議な感覚でした」

「とにかくでかい」ゲームセンターでUFOキャッチャーに挑戦!

 大宮には、買い物や遊びで訪れていたほか、アルバイトもしていたと話す。20歳頃にバイト仲間とよく訪れていたというのが、大宮駅から車で15分ほどのところにある「アミューズメントパークウェアハウス 三橋店」。宮殿のような外観が特徴の大型ゲームセンターで、1階にはUFOキャッチャーやメダルゲームなどがずらりと並び、ビリヤードやダーツ、インドアゴルフなども楽しめる。2階もあり、こちらはカラオケになっている。
「とにかくでかくて楽しめる場所」と話す岩井さんは、当時もよく遊んでいたという、アイスクリームが取れるUFOキャッチャーに挑戦。

こちらのアイスクリームのマシンが岩井さんのお気に入り


「1回100円なんですが、遊びながらコツを得てしまったんです。いつでもハーゲンダッツが100円で取れるので、これはいいやと思って(笑)」
 この日も慣れた手さばきでアームを動かし、見事アイスをゲット!

幼馴染とともにお笑いの道へ


 ハライチは、岩井さんと幼稚園からの幼馴染である、澤部佑さんとのコンビ。澤部さんとは小学校5年生のときに同じクラスになり、それから特に親しく一緒に遊ぶようになったそうだ。
「友達と泊りがけで遊ぶときは、よく澤部んちに行ってゲームをしていました。ホラーゲームが多かったですね。夜中になってホラーゲームが怖くなり出すと、みんな寝ちゃったりして。朝は澤部の母親がおにぎりを作ってくれて、みんなで食べていました」
 岩井さんはどんな学生だったのかと尋ねると、
「こう見えて身体能力が高くて、学校のスポーツテストでは1位でした。
幼稚園のときからサッカーをやっていて、中学時代はクラブチームに入りながら、陸上部に所属していました。陸上では100m走、200m走、400m走、幅跳び、ハードルで県大会に行きましたね。水彩画もピアノも習っていたので、とにかく暇がなかったです。クラブチームの練習があったので、部活には週1回しか出てなかったんですよ。それなのに県大会行っちゃったりしていたので、部活で頑張っていたやつらには、ムカつかれていたんじゃないですかね(笑)」
 スポーツもやりながら、合唱祭ではピアノ伴奏もしていたという文武両道の岩井さんに、お笑いの道が見えたのは、中学3年生のとき。友人が澤部さんを誘い、澤部さんが岩井さんを誘って、お笑いトリオを結成した。
「高校卒業くらいで、もう1人の友人は大学に進学することになったので、澤部と2人になって。美大に行こうかとも思っていたんですが、ちょうどその頃に澤部とコンビで出た、養成所のオーディション大会で優勝したんです。それでお笑いを続けることにしました」

なんでもない日常をおもしろく話すように

 発行部数10万部以上のベストセラーとなった岩井さん初のエッセイ本『僕の人生には事件が起きない』(新潮社)は、何気ない日常の体験を岩井さん独自の視点で捉えた、クスっと笑えて読み応えのある作品が詰まっている。読み進めるにつれて岩井ワールドの“沼”へとはまり、読み終えたとき、自分の日常にもささやかな笑いを見つけたくなるような一冊だ。9月28日にはエッセイ本第2弾『どうやら僕の日常生活はまちがっている』(新潮社)も発売される。そんな岩井さんの文章力の原点とは?
「読書はほとんどしていませんでした。中学のときにライトノベルを読んでいた程度。ただ、ラジオをやっているので、毎週なにか話さなきゃいけないんです。といっても毎週なにかあるわけないじゃないですか。なにかあったらあったで疲れますし。なので、ただ買い物に行っただけ、みたいなことをおもしろく話すように工夫していったのが大きいです。インパクトの強いエピソードは、どう話してもおもしろい。だけど、なんでもないことをおもしろく話すほうが、試されているなと思います。あとは、要領を得るのがうまいので、こういう感じで書いておけばいいんでしょ、と思ってずっと書いています。ある程度まではなんでもできちゃうので。……って、こういうことを言うから好かれないんでしょうけど(笑)」
 
岩井 勇気×大宮<後編>の公開は、10月27日(水)
お楽しみに!

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◇大宮図鑑 岩井勇気さんオススメスポット

大宮アルシェ
大宮駅西口にあるファッションビル。「学生時代からよく買い物に来ていた場所です。当時はカラーギャング全盛期。ストリート系ブランドが流行っていて、それの赤い服を買って着ていました。」
埼玉県さいたま市大宮区桜木町2-1-1
大宮アルシェURL

アミューズメントパークウェアハウス 三橋店
ゲームもカラオケも楽しめる大型ゲームセンター。「以前、『さらば青春の光』の森田と、『相席スタート』の山添を連れてきて、単純なゲームにみんなではまった思い出があります。1回100円なのに、めちゃくちゃ金が飛んでいきました」
埼玉県さいたま市西区三橋6-955-1
ウェアハウス三橋店URL

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岩井 勇気さんのサイン入り色紙プレゼントは終了いたしました。
たくさんのご応募、ありがとうございました。
◇PROFILE
岩井勇気
1986年埼玉県上尾市生まれ。幼稚園からの幼馴染である澤部佑とコンビを組み、2006年にハライチとしてデビュー。岩井のボケに澤部が乗っかり、言葉遊びのように展開していくノリボケ漫才で注目を集める。TBSラジオ「ハライチのターン」ほかにレギュラー出演。岩井個人の活動では、原作&プロデュースを手掛けたNintendo Switch用ソフト『君は雪間に希う』を発売。原作を担当する漫画『ムムリン』がヤングマガジンにて連載中。
また、9月28日にはエッセイ第2弾『どうやら僕の日常生活はまちがっている』(新潮社)を発売。

■原作・プロデュース/新作乙女ゲーム【君は雪間に希う】公式サイト

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