<新型コロナ>秩父観光自粛「お願い」 地域6市町村 スポットに立て看板

2020年4月25日 02時00分

観光スポット「道の駅ちちぶ」に来訪自粛の立て看板を設置する秩父市職員ら=同市で

 秩父市、横瀬、皆野、長瀞、小鹿野町、東秩父村の秩父地域六市町村は二十四日、観光客に同地域への来訪を控えるよう求める「お願い」を出した。来月六日までの間、新型コロナウイルス感染拡大につながる過密防止に協力してもらう。
 六市町村長が秩父市役所で記者会見した。「秩父地域は高齢化率が高く、医療体制も盤石といえない。感染が拡大した場合は医療崩壊が起きる可能性がある」と説明。コロナが終息した際は地域を挙げて歓迎したいとして、自宅にとどまるよう呼び掛けた。
 観光スポットに来訪自粛を呼び掛ける立て看板を設置し、警察や鉄道会社、地元の山岳連盟にも協力を求める。道路の通行を制限する手段は取らないという。
 長瀞町観光協会の田島茂行事務局長によると、岩畳や宝登山などの観光スポットを抱える同町では先週末の十九日、好天だったこともあり大勢の観光客でにぎわった。ライン下りや宝登山のロープウエーのほか飲食店や土産物店の多くは休業しているが「散歩などで自然を楽しもうという観光客が目立った」という。 (出来田敬司)

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