<新型コロナ>さいたま市立病院小児科の初診中止 入院中の女児、感染確認

2020年4月19日 02時00分
 さいたま市は十八日、同市立病院(同市緑区)に入院中の十歳未満の小学生女児の新型コロナウイルス感染を確認し、小児科の救急と外来の初診受け入れを中止すると発表した。
 同病院では十四日に集中治療室(ICU)病棟の看護師の感染が判明。また、感染症指定医療機関のため他院で感染が判明し転院してきた患者もいるが、病院側は今回の女児との関連はないとしている。
 病院によると、女児は市内在住で、十一日夜に発熱し救急外来を受診。そのまま入院したが、発疹や白血球の減少など複雑な症状があり病名が確定せず、各種検査の過程で民間のPCR検査も行い、十七日に感染が判明した。入院中は個室で過ごし、他患者との接触はなかったが、小児病棟に入院中だった二十五人と、女児を診察するなどした職員三十八人には順次検査を行う。職員は一週間程度就業停止とする。
 女児が入院前から感染していたかどうかは不明といい、病院は「市が行う疫学調査に従う」と話している。 (前田朋子)

◆県内36人確認 30代の男性が死亡 入間で集団感染か

 十八日、県内では新型コロナウイルスの新たな感染者三十六人が確認された。県は二十九人の感染を発表。このうち入間市の入間老人ホームでは新たに分かった人を含め感染者が計八人になった。県は「集団感染の可能性がある」とした。
 さいたま市は、市内に住む会社員男性ら三人の感染を発表した。
 川口市は市内の川口工業総合病院の八十代の入院患者三人、市保健所職員二人の感染を発表した。職員のうち一人は他の自治体の検査で分かっている。
 また県は十七日夜には、県内在住の三十代男性の死亡と、二十人の感染確認を発表した。院内感染がみられる所沢明生病院(所沢市)の患者など。  (寺本康弘、前田朋子、飯田樹与、近藤統義)

◆川越市 保健所女性が感染

 川越市は十八日、市保健所職員の五十代女性が新型コロナウイルスに感染したとして記者会見した。
 市保健所によると、女性は市健康づくり支援課の会計年度任用職員。妊娠届や妊婦健診のパソコン入力業務を行っており、市民との接触はないという。休みだった十五日夜に発熱。十六日以降は出勤していない。保健所は、女性と同じ業務の職員三人と、昼食で同席した職員一人の計四人を当面、自宅待機とし、十七日に事務室などを消毒した。
 同課は母子保健相談や健診業務を担当し、職員は約五十人いるが、七日の緊急事態宣言発令後は市民と接する業務を中止していた。また、新型コロナウイルス感染防止に当たる保健所の担当各課は別棟にあり、業務に支障はないとしている。女性のPCR検査は県の狭山保健所が担当したため、十八日の陽性確認者としては県発表分に含まれる。 (中里宏)
※18日午後5時現在の県まとめ。入院は予定含む。チャーター機帰国4人含む。かっこ内は前日比。居住地は調査中の場合があり、市町村別の増加数の合計と感染者合計の増加数は必ずしも一致しない

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