河野太郎氏 森友問題の再調査「必要ない」…「国民納得するか」の問いに「既に司法まで動いた」  

2021年9月10日 20時09分
自民党総裁選立候補を正式表明する河野行革相=10日、東京・永田町で

自民党総裁選立候補を正式表明する河野行革相=10日、東京・永田町で

 森友学園問題を巡る財務省の決裁文書改ざん問題について、河野太郎行政改革担当相(58)は10日に開いた自民党総裁選への出馬表明会見で「既に検察その他いろいろ動いているわけですから、必要ないと思います」と再調査しない考えを明言した。
 会見では、この答えについてTBS番組「報道特集」の金平茂紀キャスターが再質問した。「冒頭で情報を皆さん国民と共有して乗り越えていきたいと高らかに宣言されて、清新な印象を受けたが、振り返ると安倍、菅政権で国民が最も政治に対する絶望感を抱いたことの1つは、都合の悪いことは、なかったことにする。具体的には公文書の破棄、改ざんということを目の当たりにし、国民の間に非常に絶望感が広がっている」と指摘。
 その上で「先ほどの質問で森友問題に関する財務省の報告について再調査は必要ないと断言されたが、こういう答えで国民は納得するとお考えか」とただした。
 これに対し、河野氏は「この問題については既に検察、司法まで動いている」と強調。安倍晋三前首相や菅義偉首相には直接言及はせず「私がやってきた、たとえばワクチンについてはあらゆるデータを都道府県市区町村に開示をしてお互いの開示をして、お互いの意思疎通を図ってやってきた。そういう数字についても逐一、記者会見でも報告しながらやってきた。ですから私の政権では情報は常に国民の皆様に開示をし、それに基づいていろいろと議論をし、多くの皆さんに納得していただいて政策を実行して参りたい」と語った。
 森友問題については、自民党総裁選への立候補を表明している岸田文雄前政調会長も再調査しない考えを表明。高市早苗氏は出馬表明会見で「裁判中の案件については、お答えは差し控えさせていただくが、ただ、再発防止にはしっかりと取り組んでいく」などと述べている。

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